観月祭によせて — 十五夜の過ごし方

九月の十五夜、当社ではいちばん大きなまつり「観月祭」を斎行します。月をまつる神社ならではの、静かで美しい夜です。
むずかしい決まりごとはありません。すすきを一束と、お団子や季節の実りを月の見える場所に供えて、ただ月を眺める。それだけで十分な「お月見」です。すすきは月の神さまの依り代、お団子は満月への感謝のかたちと言われています。
観月祭の晩は、境内の灯りを落とし、雅楽の調べのなかで月あかりだけの参道を歩いていただきます。毎年「こんなに月が明るいとは思わなかった」という声をいただきます。
電気を消して月を見上げる時間は、一年にそう多くありません。今年の十五夜は、どうぞ月白の杜へ。
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