絵馬にうさぎがいる理由

当社の絵馬には、三日月とうさぎが描かれています。はじめて見た方から「どうしてうさぎなのですか」とよく尋ねられます。
むかしから月には、うさぎが住むと言い伝えられてきました。餅をつくその姿は、実りと繁栄のしるし。そして御祭神である月読命のお使いとして、人びとの願いを月へ届けてくれる存在と考えられてきたのです。
絵馬に願いごとを書くときは、どうぞ具体的に、そして前向きな言葉で。「〜できますように」よりも「〜します。お見守りください」と書くと、不思議と自分の背筋も伸びるものです。
書き終えた絵馬は、拝殿脇の絵馬掛けへ。月のよく見える晩には、うさぎがそっと願いを運んでいく——そんな想像をしながら掛けていただけたら嬉しく思います。
読み物一覧へもどる